日本初の求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」さんの、本社へおじゃましたときの。折田麻里絵ちゃんにご案内いただきました!
日本初の求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」を立ち上げた南 壮一郎さんの著書「ともに戦える「仲間」のつくり方」を読んだ。
創業メンバーである、かけがえのない仲間とのエピソードがメインの1冊です。
周りの方がレビューをたくさんあげていたので
気になって気になって電子書籍版を購入して読んでみました。
エンジニア・デザインなど、技術出身ではないけど
アイディアや営業力がある!
と思ってIT系の創業をお考えの方には
ぜひ読んで欲しい1冊だと思います。
ちなみにわたしはエンジニア、デザインの経験があり
この本の主人公である2年前の南さんとは立場も環境も違うのですが
考えを変えてくれた良い本でした。
この本を読むまでは
・メンバーに、こういう動きをして欲しい
・わたしの頑張ってる部分を、補助して欲しい(助けて!)
・どうしたらわかってもらえるのだろう
というような、
自分のダブルを作ろうとしていたように思います。
自分がもう1人欲しい、って言う人よくいますよね。
完全に、それです。
深堀りすると、わたしは創業から2期目が終わろうとしている今の今まで
営業、企画立案、設計、デザイン、システム構築、
マーケティング、経営、チームビルディングなどすべてを行なってきました。
(大分で、ウェブデザイン&システムの受託開発会社をしています。)
経営者は手を動かしてはいけない、経営に専念しなければ、
受託だけでなく、サービスをつくらなければと、
諸先輩方に言われるのです。
もちろん、メンバーにも言われます。
そんなの、わかってるし、
メンバーのお給料を払うためには
自分が手を動かしてやっとのところ。
そんな風に言うなら、わたしが経営に専念できるように
その他のことを1つでもいいから、誰かやってくれないかなって
ここ1年くらいずっと思ってました。
この本では、
それぞれの得意分野のメンバーが1人、また1人と増えていくうちに
南さんが「自分の役割」を意識してゆき、「自分にしかできないこと」
をやっていくのですね。
読み終えて、
わかってもらおう、としていた自分から
今のメンバーの得意なことを活かして、会社を発展させるには、
あたしの「役割」は何だろう?と考えるようになりました。
そうすると、おのずと今自分がするべきこと、
自分がするべきことじゃないこと、がクリアになってゆくのですね。
メンバーに悩んでいる方でなくても、「気づき」のある一冊でした。