月別アーカイブ: 2018年3月

起業したいけどお金がないという人へ

お金がたまったら起業しようとしている人へ

こんにちは!大分でシステム開発をメインに、ウェブ制作とかの会社やってます。歌って踊れるシングルマザー、のぶしのです。なんのこっちゃ。

 

あまりこういうのを書くのは得意ではないのですが、起業して7年?くらいが過ぎ、ワタシ的には理想の100分の1の今でやきもきしたり、成功している人に嫉妬してみたりしているのですが、こんなわたしの元にも「起業したいけど、どうしたらいいですか?」という相談をしにくる人があとを絶ちません。やりたいことがあるのは幸せなことですね。

 

わたしは自分が起業したときから、色んな人に迷惑をかけたりお世話になってきたし、今日もこれからもお世話になるかわりに、相談にきた人には同じようにその人に寄り添っています。どんなに些細なことでもちゃんと話を聞くし、求められればダメ出しもします。(でもダメ出しってあんま意味ないんだよね)

 

そんな中でも多いのが「お金が300万貯まったら起業しようと思うんです」といったお金に関する悩みですね。
貯金が貯まったら独立する

 

つい1年前も、長くシェアをしていたルームメイトが唐突に「エステで独立したいんだけど、目標金額にまったく届かない。たしかに切り詰めているわけじゃないけど、それってやる気がないのかと自己嫌悪におちいる」みたいなことを言ってたので「わたし貯金0だったけど創業したよーアハハハ」って言ったら「は!?」みたいな顔になってました。

 

ちなみにわたしも独立する前は、せめて自分が1年くらい生きていけるお金が貯まったら…とか考え悩んでいたし「金なんかないから起業するんやで」と軽く言いのけた某awabarの小笠原大先生に対し、妬みフィルターから「うるせー京都のボンボンめー!お金がもとからあるやつの言葉なんか参考にならん!」と思ってました。本人にそれを言えたのは起業してしばらくたってのことです。

 

さて本題に戻りまして、わたしはアドバイスするときに「お金がないのができない理由なら今すぐしたらいいと思う。勇気がないのができない理由なら起業はやめておきなよ。」って言います。

 

というのも、どんなであれ300万が手元に合った場合。そこから事業を起こして「成功するかしないか」は、300万が「貯められたかどうか」には直接関係しません。300万で成功する人もいれば、300万あっても失敗する人もいますよね。

 

で、300万をつくるため、月々数万円の余白をつくっていく行為と、どっかから借りて300万をつくったあと失敗し、働きながら月々数万円を借金返済のためにつくっていく行為って、利息が3%だとして9万円しかかわりません。

 

  • 毎月3万円を100ヶ月続けて100万円ためて起業
  • 起業して毎月3万円を103ヶ月続けて借金返済

 

考えうるデメリットは「起業すると意気込んでたのに失敗して恥ずかしいという気持ち」と「再就職ができるかという不安」でしょうか。日本は失敗した人に優しくないという思い込みがあるかと思いますが、経営者からすると1度でも創業という経験をした人ってのはそれだけで採用したい理由になるので、よほどちゃんとしてなかった場合をのぞいて歓迎されるスキルかと思います。
起業すると意気込んでたのに失敗して恥ずかしいという気持ち

 

起業すると、たぶんこれまで生きてた中で1番頑張ると思います。そしてすご~く疲れるんです。寝る時間だって削られるかもしれません。そうすると、お金が貯まって、いざ起業しようとしたときには、体力が持たない…なんてこともあります。ちょっと子育てに似ていて、産める限りいつでもいいけれど、早い方が体力的にいいなーという感じ。ほんとかいな。

 

経験は身についてるので、うまくやれるようになってるということを差し引いても、体力があるうちがいいなと思います。

 

あと、向き不向きのお話ですが「不安に耐えれるが、不満に耐えられないなら起業家むき。不満に耐えられるが、不安に耐えられないなら起業家には向いてないかもね〜」ということも言います。これ、起業したことある人にいうと同意率高いです。

 

ってことで、お金貯めてから起業しようとしてる人は、別に今からでいいと思うよーというお話でした。

 

@のぶしの